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【保存版】ジェルネイルとポリッシュの違いは?それぞれの特徴を解説

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近年、ネイルサロンではジェルネイルが主流の施術になっていますが、お客様のなかにはポリッシュを使ったカラーリングをオーダーする方もいます。

一見、ジェルネイルとポリッシュは仕上がりにそれほど差はないように感じますよね。
しかし、持ちの良さオフの仕方施術の工程などに大きな違いがあるんです。

そこで今回は、ネイルサロンで行うジェルネイルとカラーリングに使うポリッシュの違いについて詳しく解説します。

そもそもジェルネイルとポリッシュの違いとは?

ジェルネイルとポリッシュ、どちらも施術直後はツヤがあり見た目の違いを感じにくいですが、まったく別の施術メニューであることを理解しておきましょう。

まず、ジェルネイルジェル状の樹脂を爪に塗り、LEDライトやUVライトなど専用のライトを当てて樹脂を硬化するというものです。

一方、ポリッシュは樹脂ではなく爪専用の塗料なのでジェルとは原料が異なります。
一般的に「ネイルカラー」「ネイルエナメル」とも呼ばれ、プロのネイリスト以外は「マニキュア」と呼んでいる方も多いです。

しかし、正確にはハンドケアを総称した呼び名を「マニキュア」と言うので、ネイルサロンではポリッシュネイル」「ポリッシュカラーリングなどのメニュー名で施術を行っています。

ジェルネイルとポリッシュそれぞれのメリットは?

ここからは、ジェルネイルとポリッシュそれぞれのメリットを詳しく解説します。

ジェルネイルのメリットは?

ポリッシュにはないジェルネイルのメリットは、

  • ぷっくりツヤのある仕上がりになる
  • デザイン性が高い
  • 施術後3週間~1ヶ月ほど持つ

などが挙げられます。

ポリッシュも施術直後はツヤのある仕上がりになりますが、ジェルネイルは厚みがあるのでさらにツヤ感が出てぷっくりした存在感のある仕上がりになるんです。

厚みがある分さまざまなパーツが映えるので、デザインのバリエーションが豊富なのもジェルネイルのメリットと言えるでしょう。

しかも、ジェルネイルは塗料ではなく樹脂なので、ポリッシュより強度がありさまざまな衝撃にも耐えることができます

一般的な持ちは約3週間~1ヶ月と言われており、施術直後のツヤのある見た目は3週間以上経ってもしっかりキープできているんです。

ポリッシュのメリットは?

続いて、ポリッシュを使ったカラーリングのメリットは下記の通りです。

  • 施術時間が短い
  • オフが簡単
  • 短期間でデザインを変えられる

まず、ポリッシュはジェルネイルに欠かせない硬化の時間が不要なので、施術に時間をかけられない人・早く施術を済ませたい人へのメリットが大きいと言えます。

加えてポリッシュは除光液で簡単にオフできるので、ジェルネイルのように表面を削ったりアセトンリムーバーを浸透させたりという手間がかかりません。

また、ポリッシュはネイルデザインを定期的に変えたい人にもメリットがあると言えます。
ジェルネイルのように3週間以上持つわけではないので、1週間ごとにデザインを変えられる手軽さに魅力を感じている人も多いです

さらに、ポリッシュは短期間だけネイルを楽しみたい人にもおすすめの施術になります。
「ジェルは持ちが良すぎる…」と感じている人は意外にも多いので、日常的にネイルができないお客様にはポリッシュをおすすめするのもアリですよ。

【混ぜる・重ねる】ポリッシュとジェルは併用できる?

まれに「ジェルとポリッシュは混ぜてもいいの?」「ポリッシュの上からジェルを重ねるのはアリ?」と、2つのアイテムを併用したいと考えている人がいるようです。

結論から言うと、ジェルとポリッシュを混ぜたり重ねたりする行為はおすすめできません
間違った施術をしないために、ここからはジェルとポリッシュの併用がおすすめできない・NGな理由について解説します。

ジェルとポリッシュの併用がNGな理由は?

なぜジェルとポリッシュの併用がNGかと言うと、さきほど説明した通りジェルは樹脂・ポリッシュは塗料と、2つのアイテムはまったく別の原料でできているから
そのため、ジェルとポリッシュは形状記憶の原理にも大きな違いがあるんです

絵の具などの塗料と同じく、ポリッシュも空気に触れることで乾燥しますが、上からジェルを重ねてしまうといつまでも乾かず、少し触れるだけでネイルが簡単に崩れてしまいます。

また、ジェルネイルは専用のライトを当てて硬化するので、ポリッシュのように別の原料が混ざっていると化学反応が起こらず樹脂をしっかり固めることができないんです。

しかも、ジェルとポリッシュを混ぜて使うと発色も悪くなってしまうので、万が一お客様からリクエストがあっても2つのアイテムを併用してはいけません。

ただし、ジェルネイルの下地としてベース効果のあるポリッシュを塗るのは大丈夫です。
なかにはサンディング不要のベースコートもあるので、ジェルを塗る前の下準備の時間を削減することができます。

この場合、通常のジェルネイルより多少持ちが悪くなりますが、自爪にいきなりジェルを塗るのは抵抗がある!というお客様への対処法として覚えておいてくださいね。

ジェルネイルとポリッシュ需要があるのはどっち?

ジェルとポリッシュの違いはわかったけど、そもそもネイルサロンで需要があるのはどっち?と思ったネイリストもいるはずです。

しかし、冒頭で解説した通りジェルネイルとポリッシュはそれぞれに良さがあるので、求める内容の違いによってはどちらも需要があると言えるでしょう。
ネイルサロンでジェルネイルを希望するお客様は、

  • 持ちの良さ
  • デザイン性

などを重視している方が多いです。
逆に、ポリッシュでのカラーリングを希望するお客様は、

  • 手軽さ
  • オフのしやすさ

などを重視しています。
とは言え、ポリッシュでのカラーリングはセルフでも簡単に行える内容です。

せっかくプロのネイリストにお願いするならデザインや持ちの良さで選びたい!という方が多いので、ネイルサロンではどちらかと言えばジェルネイルの需要が高いと言えるでしょう。

初心者にはポリッシュタイプのジェルネイルもおすすめ!

ジェルネイルとカラーリングに使うポリッシュの違いを解説しましたが、ジェルのなかにはポリッシュのように使えるジェルポリッシュがあるんです。

多くのネイルサロンでは筆にジェルをすくって塗るコンテナ型の商品を使いますが、ジェルポリッシュは直接爪に塗ることができるので初心者ネイリストにおすすめできます。

最近はダイソー・セリア・キャンドゥなど100均の店舗でもジェルポリッシュが販売されているので、ぜひ施術の練習やご自分用として使用してみてください。

ジェルとポリッシュ、それぞれにメリット・デメリットがあるので、お客様の思い描く仕上がりと温度差がでないようカウンセリング等でしっかり説明して差し上げましょう。

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