ジェルネイルのクリアカラーとは、色の付いていない透明のジェルのことを言います。
使い勝手が良くデザインの幅も広がるクリアカラーですが、実は種類が多く目的によって用途がわかれているんです。
そのため「クリアカラーってどんな種類があるの?」「クリアカラーの作り方が知りたい!」など、クリアジェル・クリアカラーについて理解を深めたい新人ネイリストは多いはず。
そこでこの記事では、ジェルネイルのクリアカラーの種類とあわせて、混ぜて作れるクリアカラージェルについて徹底解説します。
どんな種類がある?ジェルのクリアカラーについて解説
まず、ジェルネイルに欠かせないクリアジェルの種類について解説します。
主なクリアジェルは以下の通りです。
- トップジェル
- ベースジェル
- アイシングジェル
- スカルプジェル
種類①トップジェル
ジェルネイルの仕上げに使うトップジェル。
トップジェルは表面のツヤ出しとしてだけではなく、爪を強化するコーティング剤の効果も期待できます。
さらに、トップジェルはストーンなどのパーツを固定するための役割もあるんです。
ジェルの粘度は柔らかいものから硬いものまで幅広いので、デザインによってトップジェルの粘度を変えながら施術するほうが良いでしょう。
また、トップジェルは未硬化ジェルの拭き取りがいらないノンワイプタイプの商品もあります。
拭き取り作業がない分施術時間を短縮することができるので、通常のトップジェルとあわせてノンワイプタイプも用意しておいて損はありませんよ。
種類②ベースジェル
ジェルネイルの土台・基盤となるのがベースジェル。
ベースジェルはジェルネイルの持ちを良くする効果がありますが、均一に塗らないとカラージェルが浮いたり剝がれやすくなったりするので注意が必要です。
また、ベースジェルはサンディングが必要なものと不要なものに分かれており、お客様の爪の状態によって商品を変える必要があります。
基本的にベースジェルの代用となるクリアジェルは存在しないので、お客様の要望に応えられるよう複数の商品を用意しておきましょう。
種類③アイシングジェル
ジェルネイルのデザインとして、立体感のある3Dアートをする際活躍するのがアイシングジェル。
アイシングジェルは比較的粘度が硬めなので、爪に乗せてもよれや垂れが気になることはありません。
最近はアイシングジェルを使ったミラーネイルやニュアンスネイルが流行っており、デザインの幅を広げたい!というネイリストは特に使用頻度が多いようです。
種類④スカルプジェル
自爪が短いお客様・爪が一部欠けてしまったお客様に使うのがスカルプジェルです。
スカルプジェルはネイルフォームなどで長さを出すときのクリアジェルなので、かなり強度があり粘度もしっかりとした硬さになっています。
前述したトップジェル・アイシングジェルなどとは違い、スカルプジェルはアートのために使うクリアジェルではありませんが、爪の補強としても使えるので持っておいて損はありません。
混ぜるのはアリ?クリアカラージェルの作り方を紹介
ジェルネイルに使用するクリアカラーの種類を4つ紹介しましたが「他のジェルと混ぜるのはアリなの?」と思っている人もいるはずです。
実は、クリアカラーには透明感のあるカラージェルを作れる「ミキシングジェル」というアイテムがあります。
ミキシングジェルは、濃いカラージェルに透明感を出したい・マットなジェルにシアー感を出したいというときにおすすめで、既存の商品にはないオリジナルのクリアカラーを作れるアイテムなんです。
オリジナルのクリアカラーの作り方は、パレットにミキシングジェルとカラージェルを出し、好みの配合で混ぜるだけの簡単なもの。
ミキシングジェルはラメやグリッターと混ぜて使うこともできるので、他店と差別化を図るならオリジナルのクリアカラージェルを作っておいて損はありません。
しかも、クリアカラージェルを作っておけば、通常よりグラデーションネイルがしやすくなります。
透明感のあるカラージェルは使い勝手が良く何かと役に立つので、デザインアートの種類を増やせば技術向上にも繋がりますよ。
セリアやダイソーなど100均にもジェルのクリアカラーはある!
今回紹介したトップジェル・ベースジェル・アイシングジェルなどは、セリアやダイソーなど100均のショップでも販売されています。
セリアやダイソーのジェル用品は100均らしいコンパクトなサイズ感なので、ご自身用・練習用としてもおすすめです。
また、お試し間隔で揃えても罪悪感がなく、お気に入りのジェル用品を見つけやすいのも100均の良いところ。
特にセリアは優秀なクリアカラーのジェルが多いので、これを機にお近くの店舗でまとめ買いをするのもアリですよ。
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