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【保存版】ネイルサロンの帳簿の付け方を解説!経費で落とせるものはなに?

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ネイルサロンを開業したら日々の売り上げや経費を帳簿に付けなければなりません。
とは言え、開業したばかりの個人事業主は帳簿の付け方を詳しく知らない人が多いです。

そこで今回は、個人事業主になったネイルサロンのオーナーに覚えておいてほしい帳簿の付け方を解説します。

ネイルサロンの帳簿の付け方と押さえておく2つのポイント

そもそも個人事業主は、事業の売り上げ・仕入れた材料・銀行からの借入金など、お金の流れを把握するため帳簿を付ける必要があります。

ネイルサロンを開業した人も、自分のサロンが儲かっているのか・赤字になってないかなど、帳簿を付けて経営状況を日々把握しなければなりません。

とは言え、個人事業主1年目の人は帳簿付けに慣れていないはずなので、まずは帳簿を付けるときのポイントを2つ紹介します。

帳簿を付けるときのポイント①収支は毎日記帳する

帳簿付けの作業を面倒に思っている人は多いので、収支を1ヶ月単位で付けたり3ヶ月に1回まとめて付けたりしています。
なかには、確定申告書作成のタイミングで1年の収支をまとめて付けるという人もいるほど…。

しかし、まとめて収支を記帳していると毎月の経営状況がわかりにくく、売り上げの金額から経営戦略を立てるのが難しくなります。

そのため、サロン運営に関する利率を把握するには収支を毎日帳簿付けするのがおすすめです。

ネイルサロンは売り上げだけで支出が発生しない日もあるので、当日に帳簿を付けておく方が作業の手間を削減でき効率的に経営状況を把握できるでしょう。

帳簿を付けるときのポイント②領収書・レシートはわかりやすく保管する

帳簿を付けるときは売り上げや経費の領収書・レシートを元に記帳していきますが、保管方法にも工夫が必要です。

領収書やレシートのわかりやすい保管として、A4ノートにテープで貼り付けたり詳細ごとにクリアファイルに綴じたりする方法があります

さらに、領収書やレシートは1ヶ月ごとにまとめて保管し、現金やカードなど支払方法でわけて管理するのもおすすめです。

事業に関する領収書やレシートの保管は5年または7年と決まっているので、適切な保管方法で紛失のリスクを回避しましょう。

帳簿をつけてネイルサロンの利益率や原価率の割合を把握しよう!

ネイルサロンは施術に必要な材料費などの原価が安く、美容サロンのなかでも儲かるビジネスと言われています。

例えば、5,000~6,000円の施術にかかるネイル用品の原価は約500~600円
そのため、ネイルサロンの利益率は約90%以上ということになります。

このように、利益率や原価率の数字は日々帳簿付けをしていないと理解しにくいものです。
利益率や原価率はネイルサロンの存続にかかわる大事な要素なので、経営者やオーナーは数字から経営戦略を立てる思考力が求められます。

経費で落とせるものは?ネイルサロンの帳簿の勘定科目を理解して材料費などを経費に!

帳簿の付け方はなんとなくわかったけど、経費で落とせるものって何があるの?と思っている人もいるはずです。

そこでここからは、ネイルサロンの経費になるものと合わせて勘定科目の種類を紹介します。
ネイルサロンの経費計上できるものと、帳簿付けで使う主な勘定科目の種類は下記の通りです。

勘定科目経費
材料費ネイル用品
地代家賃家賃(賃貸の場合)
水道光熱費照明などの電気代
通信費電話やインターネット代
備品施術用の机や椅子
消耗品費ティッシュなど日用品関係
広告宣伝費Googleやポータルサイトの使用料
研修費セミナー参加料

ネイル用品など施術に関するものだけではなく、消耗する日用品関係も経費にすることができるんです。

家賃を全額経費にできるのはマンションなど物件を借りている場合だけですが、自宅ネイルサロンなら家事按分として家賃の一部を経費にすることができます

さらに、自宅ネイルサロンは通信費や水道光熱費も按分して計上することができるので、税金を少しでも減らすためにぜひ活用してください。

帳簿を付けてネイルサロンの確定申告に備えましょう!

開業し個人事業主となったネイルサロンオーナーは、毎日帳簿を付けて1年の総まとめである確定申告に備えましょう

帳簿を付けるのは面倒…と思うかもしれませんが、慣れれば記帳作業も簡単に終わり、確定申告直前に焦って領収書やレシートを準備する心配もありません。

ネイルサロンは毎月安定した売り上げがあるとは言い切れませんが、帳簿付けをしっかり行い経営状況を把握すれば集客率の向上にも繋がりますよ。

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