これからネイルサロンを始める人、すでにネイルサロンを経営している人は、今後のネイルサロンの市場規模を理解しなければなりません。
そこで今回は、ネイルサロンを経営するうえで欠かせない市場規模について解説します。
ネイルサロンの市場規模大きさについて
まずはネイルサロンの市況規模の大きさについて。
ネイルサロンやネイル製品などをまとめた「ネイル産業市場規模」の年度別一覧は下記の通りです。
年度 | 市場規模 |
---|---|
2005年 | 1,114億円 |
2010年 | 2,033億円 |
2015年 | 2,222億円 |
2019年 | 2,321億円 |
2020年 | 2,007億円 |
2021年 | 1,868億円 |
2022年 | 2,042億円 |
このように、ネイル産業市場規模は2005年から2015年の間に急成長していることがわかります。
しかし、2020年に大流行した新型コロナウイルスの影響を受け、2021年の市場規模は一気に低下してしまいました。
2022年には回復傾向にありますが、自宅で過ごす時間が増えた分セルフネイル用の消費者向けネイル製品の需要・関心が高まった結果とも言えるでしょう。
今後のネイルサロンの市場規模と展望
2022年までのネイル産業市場規模を見て、今後のネイルサロン経営は大丈夫なの?と心配に思う人は多いはず。
そこでここからは、今後のネイルサロンの市場規模と展望を、NPO法人日本ネイリスト協会が発行している「ネイル白書2023」から引用して解説します。
2015 年以降のネイル産業市場は前年比 1%前後の増加を続けていたが、2020 年の新型コロナウイルス感染症の拡大による影響を受け、2021 年(推計)で 1,868 億円となっている。2022 年にはおよそ 2,042億円となる見込みであり、2023 年には 2,115 億円と予測している。
引用元 : ネイル白書2023
このように、新型コロナウイルスが「5類感染症」に位置付けられたこともあり、2023年のネイル産業市場規模は更なる回復傾向が予測されています。
特に、ネイルサロンなどネイルサービスに関する市場はコロナ対策の「非接触」が大きく影響を及ぼしましたが、2023年現在ではコロナ前のように通常の施術が行えるようになりました。
今後は新しい技術の開発なども期待できるので、ネイルサロンなどのネイル産業市場規模は緩やかに回復することが期待されます。
市場規模をチェックしてネイルサロンの経営に活かそう!
ネイルサロンは個人で始めやすい事業のため、比較的開業のハードルが低いビジネスとも言われています。
そのため、コロナ過でもネイルサロンは増え続けており、店舗数は2021年に3万件を突破しているんです。
とは言え「ネイル白書2023」では、サロンの増加に比べて市場規模の伸びは抑えられている、と発表されているので今後の動向をチェックしてネイルサロンの経営に活かし続けましょう。
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