ジェルネイルの持ち・仕上がりを良くするには、ベースコートが必要不可欠です。
とはいえ、最近はカラージェルだけではなくベースコートの種類も多くなり、どこのメーカーのベースを使えばいいのか悩んでいるネイリストも多いはず。
そこでこの記事では、最近人気のピールオフなどおすすめのジェルベースコートを3つ紹介します。
さらに、ベースコートが固まらない理由や二度塗りの有無など、ベースコートにまつわる素朴な疑問を解決するので、ベースコートのバリエーションを増やしたいネイリストはぜひ参考にしてくださいね。
ピールオフなど!おすすめのジェルベースコート3つ
まず、ネイルサロンでおすすめのジェルベースコートを3つ紹介します。
今回は、アセトンリムーバーが不要なピールオフのベースコートも紹介するので、ご自身のサロンで需要がありそうな商品があればぜひ取り入れてみてください。
おすすめのジェルベースコート①プリジェル ピーラブルンベース
自爪への負担が少ないサンディング不要のベースジェル。
ネイリストやセルフネイラーからも人気のプリジェルより、リムーバーを使わなくてもオフできる「ピーラブルンベース」です。
ネイルサロンではリムーバーが苦手なお客様・オフに時間をかけたくないお客様への施術におすすめできます。
粘度や硬さは少し弱めですが、持ちは2週間ほどと決して短くなく硬化熱も感じにくいのが魅力です。
ただ、はがせるタイプのベースコートは爪の表面を若干持っていかれるというデメリットも。
オンラインサイトのレビューにも「少し爪の表面を持っていってしまった爪もあった」という意見があるので、オフの際は爪の周りにキューティクルオイルをたっぷり付けるのを忘れないでください。
おすすめのジェルベースコート②シャイニージェル スーパーベース
純国産・弱酸性でおなじみのシャイニージェルより、爪の負担を最小限におさえた「スーパーベース」です。
こちらのベースコートは「酸不使用・ニオイなし・サンディング不要・スピードオフ」を売りにしており、爪が健康かつ丈夫な状態のまま施術ができるのも人気の理由。
はがせるタイプのピールオフではありませんが、アセトンにはよく反応し短時間で簡単にジェルネイルをオフできるのでお客様の負担も少ないです。
また、5gの容器には世界特許取得済みのプレートが付いているので、ジェルの量を調整しやすく初心者ネイリストにも使いやすい商品になっています。
おすすめのジェルベースコート③メルティージェル キャンピールベースジェル
安心安全の国産ジェルブランドのメルティージェルより、ピールオフタイプの「キャンピールベースジェル」。
オンラインサイトでは「先端から取れやすくなるのでエッジには塗らない」と明記されていますが、ウッドストックを使えば簡単にオフできるので施術時間を大幅に短縮できるでしょう。
ただし、厚塗りをすると爪の上で硬化したジェルが滑ってずれが生じてしまいます。
そのため、使用する際はできるだけ薄塗りを意識して均一に塗り広げてください。
また、メルティージェルでは点眼タイプの「グルーオフ」という商品も販売されているので、ジェルがはがれにくい・オフに時間がかかるというときの対策もバッチリです。
ベースコートのジェルがうまく固まらないときの原因は?
ジェルのベースコートを塗っても「うまく固まらない…」「なんだかペタペタする…」など、しっかり硬化されないことを不安に思っている人は多いのではないでしょうか。
このようにベースコートがうまく固まらないのは、塗り方や下準備に問題があることがほとんど。
具体的な原因は以下の通りです。
- 塗る前にジェルを混ぜていない
- 塗る量が多すぎる
- 硬化時間が短すぎる
①塗る前にジェルを混ぜていない
ジェルは沈殿や分離するのを防ぐため、爪に塗る前にしっかり混ぜておかないといけません。
この混ぜる作業を怠ると、ベースコートを塗ったときうまく固まらないという現象が起きてしまいます。
また、事前にジェルを混ぜておかないと発色が悪くなったり色むらの原因になったりで悪いことだらけです。
そのため、プロのネイリストなら専用のスパチュラを購入し、気泡ができない程度にしっかりジェルを混ぜておきましょう。
②塗る量が多すぎる
一度に塗る量が多すぎても、ベースコートはうまく固まらずペタペタした仕上がりになってしまいます。
当然、ジェルの量が多すぎると厚みが出てライトで硬化してもまんべんなく固まりません。
基本的にジェルのメーカー・ブランドは違っても、一度に塗る量は筆の約1/3くらいです。
とはいえ、推奨されている量には多少違いがあるので、使用前にしっかり説明書や注意事項を読んでおきましょう。
③硬化時間が短すぎる
ライトによる硬化時間が短すぎると、ベースコートがよれやすくなり表面に凹凸ができてしまいます。
基本的にベースコートは硬化時間長めの商品が多いので、カラージェルと間違えて硬化時間の設定を短くしないよう注意してください。
また、ライトを当てる際は指の角度にも注意が必要です。
特に親指はライトの中で下向きになる可能性があるので、ベースコートをうまく固めるためお客様にはしっかり注意喚起しておきましょう。
二度塗りOK?ベースジェルの正しい塗り方をおさらい
ネイルサロンに取り入れたいベースジェル・ベースコートが決まったら、正しい塗り方・施術の手順をおさらいしておきましょう。
ベースコートの正しい塗り方は以下の通りです。
- サンディングで下処理を済ませる
- ベースコートを筆の1/3程度の量付ける
- ベースコートを爪の真ん中に乗せる
- ベースコートを筆で押さえるように伸ばしていく
- 筆の角度を変えて両端まで綺麗に塗る
前述したように、ベースコートは一度に塗る量が多すぎるとうまく固まらずカラージェル・トップジェルの馴染みも悪くなってしまいます。
そのため、筆にベースをたっぷり乗せず1/3程度・もしくはそれ以下の少ない量で塗っていきましょう。
また、ベースコートは爪の中央部分に乗せてから全体に広げていくイメージで塗ればむらなく綺麗に仕上がります。
ベースコートも?ジェルは基本的に二度塗りが良い!
新人ネイリストのなかには、ベースジェル・ベースコートを二度塗りしてもいいの?と、素朴な疑問を持っている人はいるはずです。
結論から言うと、ジェルは基本的に二度塗りの方が綺麗に仕上がるので、ベースコートも二度塗りしてOK。
ただし、ベースコートが分厚くなると上に塗るカラージェルの重ね塗りができなくなるので要注意です。
カラージェルは二度・三度と重ね塗りをして色の濃さを調整できるので、あくまでもベースコートは薄塗りのルールを守って使用してくださいね。
セリアのベース&トップなど兼用のジェルはセルフでもおすすめ
ジェルのベースコートについて紹介しましたが、実は100均のセリアにはベースコートとトップコート兼用の「ベース&トップコート」という商品が販売されています。
セリアはカラージェルとあわせてベースやトップコートのバリエーションが豊富なので、施術の練習用やご自身用として揃えておいて損はありませんよ。
また、このベースとトップ兼用のジェルは、セリアだけではなく他のブランド・メーカーも多く販売しているんです。
仕上がりの違いや使い勝手など、いろいろなブランド・メーカーの商品を試して、ご自身にとって納得のいくベースコートを見つけてくださいね。
コメント
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