ジェルネイル検定の資格取得は、一流のネイリストを目指すうえで欠かせないものです。
とはいえ、ジェルネイル検定の初級は比較的難易度が低いので、独学で勉強しても合格できる人はたくさんいます。
しかし、中級になると一気に難易度が上がるので、一発合格に向けていろいろ予習したい人は多いはず。
そこでこの記事では、ジェルネイル検定の中級合格を目指す人のために、テーブルセッティング・第一課題・筆記などのポイントを徹底解説します。
ジェル検定中級のテーブルセッティングについて
まず、ジェル検定中級のテーブルセッティングについて解説します。
テーブルセッティングは階級に限らず行われ、試験会場へ入ってすぐ(第一課題の実技試験が始まる前)に準備しなければなりません。
テーブルセッティングの目的は、衛生的に処理された用具・用材を整理整頓し正しく配置すること。
たくさんの用具・用材を準備する必要がありますが、以下のアイテムは品名ラベルを貼ることが義務付けられているので特に要注意です。
・ウェットステリライザー
・コットン類
・消毒剤
・ポリッシュリムーバー
・液体ソープ
・キューティクルクリームorキューティクルリムーバー
・ベースコート・カラーポリッシュ・トップコート
・プレプライマー
・ベースジェル・カラージェル・トップジェル
・イクステンションジェル
・ミキシングジェル
・クレンザー
・グルー
・ジェルブラシクリーナー
テーブルセッティングの注意点は?
テーブルセッティングを行うときは、注意してほしいポイントがたくさんあります。
具体的な内容は以下の通りです。
- 品名ラベルは見えやすい位置に貼る
- 禁止されている用具・用材を置かない
- ウェットステリライザーに入れる用具を間違えない
- ライト用の延長コードが必要か確認しておく
これらの注意ポイントは、日本ネイリスト協会が公開している「試験要項」を熟読していれば問題ないので、2023年12月に実施されたジェルネイル検定の試験要項を確認しておきましょう。
参考 : 第29回JNAジェルネイル技能検定試験 試験要項 (nail.or.jp)
第一課題の手順は?ジェル検定中級実技の時間配分も
テーブルセッティング後に行う第一課題の内容は、ネイルケア&カラーリングです。
まず、ネイルケアは手指消毒・ポリッシュオフ・ファイリング・キューティクルクリーンまでの処理を左の指5本に施します。
続いて、カラーリングで真赤なポリッシュ(ラメやメタリック入りは不可)を左の指5本すべてに塗り終えたら第一課題は終了です。
第一課題の所要時間は30分なので、ネイルケア15分・カラーリング15分という時間配分で練習しておきましょう。
どんな内容が出題される?ジェル検定中級の筆記試験対策
ジェルネイル検定中級の筆記試験に出題される問題は、
- 衛生と消毒
- 爪の構造
- 爪の病気とトラブル
など、ネイリスト検定と同じく「ネイルに関する基礎知識」がメインになっています。
とはいえ、筆記問題の全60問中10問は「ジェルネイルに関する基礎知識」が出題されるので、日本ネイリスト協会が発行している「JNAテクニカルシステム~ジェルネイル~」というテキストを熟読しておきましょう。
「JNAテクニカルシステム~ジェルネイル~」は、全国のネイルディーラーやネイルショップで購入することができます。
ジェル検定中級の筆記対策としてだけではなく、サロンワークに役立つ情報がたくさん記載されているので、これを機にぜひ「JNAテクニカルシステム~ジェルネイル~」を愛読書にしてみてください。
中級を受けるなら試験におすすめのジェルで合格を目指そう
ジェル検定中級を受けるなら、試験に使えるジェル・みんながおすすめしているジェルを使って実技試験に挑みましょう。
中級実技の第一課題では真っ赤なポリッシュを使いますが、第二課題ではピンクのジェルでグラデーションを行います。
このジェルグラデーションにおすすめのピンクジェルはこちらです。
- プリジェルカラーEXの「ピンクサファイア」
- プリジェルミューズの「ミラクルピンク」
- ココイストの「ピンクグラデーション」
- プティオールの「ピーチピンク」
どれも発色と伸びが良く中級のグラデーションにおすすめのジェルなので、ネイリストの先輩や講師に教わりながら、ジェル検定中級一発合格を目指しましょう。
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