ネイルサロンだけでなく多くのサロンでカルテを利用しているところは少なくありません。
お客様情報の管理は顧客が増えれば増えるほど大変になります!
ネイルサロンではどのような内容をカルテに記録すればいいのかとカルテを有効活用出来ずに悩んでいませんか?
そこで、今回はカルテに記録すべき項目やポイントを解説していきます!
これを見れば、カルテを有効活用できて業務の効率化を図れるかもしれません!
ネイルサロンのカルテとはどんなものなの?
一般的にカルテと聞くと医療用ワードで診療録のことで診療経過を記録したものを表します。
ネイルサロンにおける「カルテ」も医療期間と同様の顧客の個人情報や来店情報、施術内容を記録したものになります。
これまでは紙媒体のカルテを主流でしたが、現在は「電子カルテ」とインターネット上に保存したカルテを利用するネイルサロンが増えています。
電子カルテをネイルサロンが利用する3つのメリット
先述した様に、電子カルテを利用するネイルサロンが増えています。
紙媒体ではなく電子カルテを利用することで得られるメリットを紹介していきます。
1.検索、共有しやすい
紙媒体だと、顧客情報を1枚1枚探さなければなりません。
しかし、電子媒体だと検索窓に入力するだけで容易に見つけることが出来ます。
また、お客様の情報や要望などの情報をスタッフ間で簡単に共有でき、引き継ぎも便利になります。
2.どこでも編集・閲覧可能
紙媒体の場合、情報は手渡しですが、電子媒体の場合はインターネット上で保存なので、いつどこでも情報を得ることが出来ます。
また、編集もいつどこでもできるので、手が空いた時に情報入力をすることが出来ます。
3.写真も簡単に保存
どこでも編集や閲覧ができる以外に、写真をカルテ内に保存することが出来ます。
文字だけでは伝わりにくい情報を写真で記録することができ、入力する手間を省くことができます。
ネイルサロンが利用するカルテに必要な3つの記入項目
カルテに記録しておくべき情報を3つにまとめたので紹介していきます。
1.個人情報
お客様の個人情報には
・氏名
・生年月日
・電話番号
・住所
・メールアドレス
・体質、アレルギーの有無
などを記載しましょう!
お客様の誕生日が近ければ、「バースデークーポン配布」や来店後の様子を伺うなど再度サロンに足を運んでいただく提案をすることができます。
また、季節やトレンドのネイルデザインの写真を一緒に載せて連絡することで、ネイル意欲を高めることもできます。
ネイル施術以外のお客様満足度を高めるためにも個人情報を忘れないように記入しましょう!
2.施術内容
施術内容には、施術したネイルの詳細を記録します。
デザインやカラーだけでなく、お客様の好みや会話の中で引き出したネイルに関する情報も記録すべきです。
この情報を元に次回の提案する種類を決めやすくなり、お客様からしても自分の好みを理解してくれていると好印象を与えることができます!
3.お客様の生活や趣味情報
案外、重要視されない項目なのですが意外と「趣味や生活情報」の重要度は高めです!
その理由は、施術中「一方的な会話・無言」or「会話で盛り上がれる」どちらがいいかを考えたら簡単ですよね。
例えば、スポーツが好きな方に対して一方的聞くのではなく、こちらからも質問や話す方が喜ばれると思いませんか?
盛り上がれるほうが当然お客様の満足度は高まります。
また、生活情報を知っていると、仕事や家事を行う方にはロングネイルを勧めてしますとネイルが割れやすくなったり、邪魔になりますよね。
そこで生活情報を知っているとお客様のライフスタイルに合ったネイルを提案することができます。
カルテを作るなら注意すべき作成ポイント2つ
1.顧客情報は詳細に書く
カルテを作成する目的は、お客様情報を管理するだけではなく、お客様を知りお客様にとってより良い空間を作ることです。
そのためには、ネイル関係だけでなく興味のあるもの、趣味など会話に役立てるものを全て記録しておかなければなりません。
2.会話内容をできる限り記録
「同じ内容を2回説明する」人によってはストレスを感じる方もいるはずです。
前回の来店と同じ会話をしていれば、お客様は楽しいとは思いませんよね。
以前話した内容を覚えてくれているだけで、かなり高感度は高くなります。
そのためにも、会話内容をできるだけ細かく書くことで、他のネイリストと共有することができ施術の際に誰が対応してもお客様の話に合わせることができます。
無料でダウンロードできる!ネイルサロンカルテのフォーマット例
今回はBeauty Garageのフォーマットを紹介します。
Beauty Garageがバックでサポートしているサロン専門の印刷サイト「Salon Print」が配布しているネイルサロンカルテです。
全く癖がなく、シンプルなカルテになっているのでこだわりがなければこれで良い!と思えます。
PDFでダウンロードをして、iPadで管理することもできるので簡単に電子カルテを作成することができます。
電子カルテを有料で提供しているところもあり
・coming-soon KARTE
・Bionly
などもありますが、基本有料になるので、有料のものを選ぶ際にはサービスや口コミがよく、安価なものを選んでみてください。
また、無料の試用期間があるものもあるので、いろいろと試してみてください!
電子カルテだけが必要なのであれば、サロン専用のカルテを作ってみても面白いですね!!
ここまでお読みいただきありがとうございます!
ネイルサロンでここまでカルテを取っていなかったというのであれば、少し手間ですが細かくカルテを取ってみてください。
また、紙媒体のカルテをご利用の方には電子媒体の良さが伝わっていると幸いです。
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